2018年04月06日

3割バッター

桜も散り、今日はまた寒くなりました。寒さのもどりはこたえますね。

1日を元気に過ごせるにこしたことはないのですが、そうそう調子よく過ごせる人は多くはないように思います、私もそうです。物事がいつもうまくいってくれるにこしたことはないのですが、残念ながらいつもうまくはいきません。私もよく一人反省会に陥ります、それがあまり役に立たないことは知っていても。
そんなことが続くと、物事に消極的となってしまいます。「うまくいかないことは当たり前、そこから学び成長につなげればいい」と思うようにしていても、いざ実際にやってみると敗北には打ちのめされてしまいます。難しいですね。

そんなとき、プロ野球選手でも3割バッターであることに例えると、私には少し腑に落ちました。全打席ヒットが打てる人はいない。相手との相性もあるし、3割ぐらいうまくいけば上等。いつも打てなくても大丈夫、信じてチャレンジを続けていけば、相応にうまくいく時もおとずれる、と。

人により、そしてその時々で心にフィットする言葉は違ってきます。今の私にはこのような言葉でしたが、「10割打つ心境で猛練習する気迫」の方が良いとなる方もあることと思います。
ちなみに、野球のことはあまりわからず、3割なんて全くわかっていない私です(^_^;)
posted by かなめクリニック at 22:03| 院長

2018年02月28日

自分さがし

皆さん、こんにちは。一時の寒さも和らぎ、暖かくなってきました。しかし、花粉症があると春をあまり楽しめず、困ったものです。

ビートたけしさんの著書の中に、「自分探しの旅に出る」とか言う奴には、一言「お前はそこにいるじゃねえか」それで終わる。とあり、なるほどと打ちのめされました。
とはいえ、本当の自分がわからなくなることをよく聞き、よく見て、体験します。人に合わせすぎたり、忙しくしすぎたり(心を亡くすと表すように)、物事が余りにもうまくいっていないと感じるときなどに。私もよくどこか遠く、放浪の旅に出かけてみたい気持ちになります。「遠くへ行きたい」という歌も心に沁みます。

そのようなことが、逃げ出すことなのか、心の休養なのかは、紙一重なのでしょう。「今やっていることの価値から時々はなれてみる」ことは、心をリセットし、子供のころの生き生きとした自分を取り戻す効果があるように思います。
結局「私はやっぱりここにいる」のでしょうけど。
posted by かなめクリニック at 20:49| 院長

2018年01月05日

小さな幸せを

あけまして、おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年が明けることは、本当に大きな区切りになりますね。たった1日の違いが、とても大きな心機一転につながり不思議な感じです。

さて、ついこの間のとある研修会にて、大野裕先生より小さな幸せを意識するとことが大切と教えてもらいました。丁度その日が年末ジャンボ宝くじの最終日で、仮に10億円当たったとしても、その喜びは半年続かないとの指摘に、目からウロコでした。かえって心配も増えるのかもしれません。では、持続可能で、ふだんに手にすることのできる小さな幸せとは。雨上がりの晴れた天気、きれいな月夜、コンビニのコーヒー、お風呂にゆっくりつかる、懐かしい音楽や映像をユーチューブでみる、などが私には思い浮かびました。みなさんにとっては何でしょうか。そんなちょっとした憩いの時間や日常の体験を通して、心は回復しているのでしょうね、自然と。

研修会のあと、宝くじを買い損ねました。これは幸運なのか、残念なのか。今年も煩悩をたっぷりかかえたままで初めて参ります。
posted by かなめクリニック at 21:36| 院長

2017年11月30日

浜辺の石

おはようございます。今朝は起きて散歩をしてきました。冬至まであと少し、朝夕と暗くなりましたね。

ふと人生を波打ち際で転がっている石ころのように感じることがありました。一生懸命に波にもまれながら、行ったり来たりして転がっています。一つの石ころが抜けると、その周辺は嵐のような混乱となってしまいます。しかし、しばらくすると、何事もなかったかのようにまた新たな調和が戻っています。そんなことが悠久に繰り返されているイメージです。

「今までは自分が世界の中心にいるような気がしていました。この頃は、自分も世界の中の1人に過ぎないと思えるようになりました。少しさみしい感じもしますが、そう思うと気楽で自由な気分になれます。」と、ある人が語っていたことが深く印象に残っています。

海はいいですね。
posted by かなめクリニック at 19:20| 院長

2017年11月14日

ここ一番に強くなる

こんばんは。 もうじき師走です、早いものですね。

先日の日本シリーズはハラハラドキドキの見事な試合で、ソフトバンクホークスが劇的な優勝をかざりました。横浜DeNAの抑えのピッチャーもすごかったですが、あの場面での内川選手のホームランにはしびれました。
勝負に関連した私の知っている認知行動療法のスキルを少しご紹介します。ここ一番に強い人と弱い人との違いです。弱い人の多くは、勝負どころでネガティブイメージ(最悪の結果)「ここで負けたら、失敗したら、うまくやれなかったら、みんなからドン引きされ・・・」に包まれてしまい、負ける恐怖を強くしていると言われています。一方で、勝負どころに強い人の多くは、ポジティブイメージ(最善の結果)「ここで打てたらかっこいい、今日のヒーローは私だ!」など、わくわくとした冒険心や挑戦心に包まれていると言われています。では、勝負に強い人はネガティブなことを全く考えないのかというと、そうではなく、ネガティブばかりにとらわれていないことがその違いになります。未来には両方のチャンスがあり、ネガティブピンチばかりにとらわれてしまっている時に、それに気づき、あえてポジティブチャンスも思い描けるようにしていくことで、心に余裕がもどります。もちろん、イメージだけではダメで、日頃の練習や実力があってのもので、マイナスをプラスでほぐした後には、余計なことを考えすぎずに目の前のことへしっかりと集中していくこと(マインドフルネス)が大切になります。負けることをいたずらに恐れすぎている場合には、「勝敗は兵家の常」として開き直る心境も大切になります。また、「苦しいのは自分だけでなく、相手も同じく苦しいんだ。同じ重圧を受けながら弱音を吐いた方が負け」との我慢比べのような認識が有用なこともあります。日ごろから緊張感をもってよくよく鍛錬しておくことはとても大切ですが、なかなか難しいことです。最後には「人事を尽くして天命を待つ」、つまり運です。

こんなに私が勝負を分析する必要もないように思いましたが(^-^;、何かの参考になれば。
posted by かなめクリニック at 20:23| 院長

2017年10月31日

「蒼き狼」

今日、北九州は秋晴れのてもよい天気になりました。日がやさしく、空気がきれいです。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

「この自分たちが、大自然の中の無力な小さい点であるという思いを、遊牧民たちの誰もが必ず心の底のどこかに持っている」

井上靖さんの小説「蒼き狼」の中にある一文です。とても心をひかれました。雄大で悠久な存在の自然には圧倒的な影響力と浪漫を感じます。その昔、地球はもっと果てしなく大きかったのでしょうね。
心がつらくなった時、そんな自分の今の思いが、全体の中の小さな一点にすぎないとみえてくることで、ずいぶんと解放された経験はありませんでしょうか。もちろん、その小さな一点に価値がないということではなく、たくさんの価値に触れることを通して。

どこかに出かけてみたい気分です。
posted by かなめクリニック at 20:36| 院長

2017年10月23日

冷蔵庫の中の残り物

みなさま、お久しぶりです

暑い夏も過ぎ、秋、肌寒くなってきました。いかがお過ごしでしょうか。ブログに記事を書くのも久しぶりとなります。院長の要です。

何かを表そうとして以前にブログを書いていましたが、続きませんでした。もう一度、改めて情報を発信していこうと思っています。この数年で私自身が感じていること、変わってきたこと、学ばせてもらったことなどを書いていければと思っています。

この間、テレビを見ていて、たまたま福山雅治さんと秋元康さんの対談がありました。その中で、秋元さんが語った言葉がとても印象に残りました。彼は「今も若いころと同じように毎日を楽しく生きられている」と言います。そのコツとして「仮に冷蔵庫の中に残り物の食材があったとしたら、それらをつかって、これからどんなご飯を作ることができるかと、ワクワクしながら考えている」と話していました。今ある具材をみて、「何が足りない、何ができない」かを嘆くのではなく「そこから、何をつくることができるのか」と考えてワクワクするのだ、と。何となく聞いていて、あとになり時間がたつほどに、良い言葉だと感心しました。

しがらみにとらわれすぎることなく、人生を「今ここから、今あるもので」と新たな気持ちでやっていけるならば、どんなに素晴らしいことでしょうか。とはいえ、とても難しく、私も全然できていません。仮に冷蔵庫に豊富な具材があったとしても目玉焼きぐらいしか思いつきません。

これから、どうぞよろしくお願いいたします。
posted by かなめクリニック at 15:28| 院長