2011年11月14日

マインドフルネスA(自動操縦状態と認知療法)

おはようございます。要です。今朝は冷え込みました。あたたかさ、が身にしみる季節、布団からはなれるのにも思い切りが必要になりました(^^;)

前回は、自動操縦状態に気づけるようになることが、うつ病の再発予防に重要であることを紹介しました。そして、自動操縦状態の中には、認知療法で言われるところの、「気分」「自動思考(状況を含む」」が含まれていることを。

認知療法が世間でも話題となって紹介されていますが、やってみるといくつかの問題点にぶつかります。その中で、特に次の2点が重要に思います。

1. その人の自動思考や考え方、というものは、言われたからといって容易に変わるものではなく、自ら気づき、納得してはじめて変わりうるものであり、「いかに気づくか、気づかせられるか」という点が重要になります。魔法のような方法と期待して、認知療法を求めて来られる方に対して、その思いと異なる「自らこつこつと習得していく認知療法のやり方」を話しても、なかなか了解されません。思いこみを変えるのは、難しいのです!
2. うつや不安気分に、まきこまれている人では、気分や思いにとらわれ(自動操縦状態にあるといってもいいかもしれません)、混乱しており、認知療法をしようとすると、かえってさらにひどく混乱してしまい、悪化してしまう方もよくあります。

このような点から、認知療法をよりうまく利用するためにも、自動操縦状態に気づき、そこからはなれるという技法の習得が大変重要に思います。マインドフルネス瞑想法を、こつこつと実践していくことで、この技法は誰にでも習得できます。次回は、マインドフルネス瞑想法の実際について御紹介します。

 当院デイケアでのマインドフルネス認知療法は、現在2クール目になっています。1クール計8回を行い、次回は、11月21日月曜日に(4回目/全8回)を行う予定です。
posted by かなめクリニック at 12:52| 精神科・心療内科