2009年06月01日

不安を強めるもの・予防対策(SAD9)

日射しが強くなってきました。蝉の鳴き声など響いたら、立派な夏のはじまりです。梅雨を知らせる、ほたる。もう見に行きましたか。

第九回 不安を強めるもの・予防対策
不安や緊張を強める原因として、1.睡眠不足、2.刺激物(カフェイン、香辛料、酒、薬)、3.運動不足、4.かぜ、5.ストレスがあげられます。睡眠不足時には、気分がハイになることもありますが、不安は強く感じやすくなることが知られています。睡眠不足対策は、以前に書きました、睡眠に関する話をお読み下さい。刺激物ですが、コーヒー、お茶、紅茶、ウーロン茶、コーラ、ココア、チョコレートなどに入っているカフェインが不安を増強します。反応には個人差がありますが、手が震えたり、動悸がしたり、赤ら顔になったりの症状が強まります。丁度よいカフェイン摂取量としては、1日普通コップ1〜2杯のコーヒー分と言われおり、適度な多幸感、集中力が期待されるといわれます。それ以上では、かえってマイナスがあると言われます。ついつい私も多く飲んでしまっていますが、多く飲んでいた場合、急にやめると禁断症状として、頭重、気力低下、集中力低下などがでてつらくなることもありますので、緊張する場面の直前にいきなりやめるよりは、1〜2週間ぐらいかけて徐々に減らす方がよいでしょう。お茶や、コーラ、ココアなどは、およそコーヒーの半分のカフェインを含みます。カフェインの入っていないお茶としては、麦茶、杜仲茶などがあります。お酒は、飲んだときではなく、翌日などに不安を強めます。薬としては、ぜんそくの治療薬などが、興奮作用にて緊張を増強します。運動は、ストレス発散の意味でも、ドキドキや息苦しさになれる意味でも、不安・緊張を軽減するのに大切です。
以上を参照に、自分なりのアレンジをして、不安・緊張対策を準備していってください。必ずや、不安・緊張は克服され、少しずつ世界がひろがり、人生の景色も意義も変わってくるものと信じ、応援を続けていきます。

次回は、第十回にて最終稿となります。おたのしみに。
posted by かなめクリニック at 18:00| 精神科・心療内科