2009年01月13日

社会不安障害の治療(SAD8)

新年あけましておめでとうございます。平成21年の年明けですが、いかがお過ごしですか。世界的に景気は冬の時代となり、大変苦労している方も多いと思います。安易な楽観論はおしかりを受けると思いますが、季節がめぐりかわるように、春がおとずれるのを心待ちにしています。
「しあわせは、いつもじぶんのこころがきめる」相田みつを

第八回 緊張・不安と成績との話
緊張や不安は決して完全な悪者ではないことを、以前に書いたと思います。緊張や不安に強い人は、むしろそれを楽しんでいると。紅白歌合戦で、森進一さんの「おふくろさん」の熱唱に胸を打たれましたが、緊張感があればこそと思います。動物や人で、緊張の強さと成績を比べた実験があります。それによると中等度の緊張よりももう少し緊張しているぐらいが一番よい成績が出ると報告されています。勉強や、車の運転を考えてみてください。少し、心配や緊張感があるときの方が集中できてよくやれた経験があると思います。あまりに緊張しすぎても、緊張感がなさすぎても悪い結果につながります。「緊張をたのしんで」、しかしこれがまた難しいのです!当院で毎週土曜日午後に行っている社会不安障害グループでは、これを目指し、私も含めてみんなでその練習をやっております。
posted by かなめクリニック at 18:47| 精神科・心療内科